|
 |
| プロフィール |
|
Author:紅葉ゆず
取り敢えずカニとキノコが大嫌いな。
|
| ご協力お願いします。 |
|
おひとり様1日1回でお願いします。
|
| 当サイト |
|
|
|
 |
|

| 061デー記念 |
061デーおめでとう! というわけで今年も無事ゼロロイを祝うことが出来ました。 061記念作品は今日書けなかったので、本のストックを引っ張り出してちょいと手を加えた後061デー記念にしました(・・・) 追記に収納してありますので、061(ベーコンレタス)が大丈夫だ!という方のみどうぞー!
※ギリギリで絵も収納いたしました! 061デー記念
こんな、ゼロスは初めて見た。 いつもあんなにおちゃらけて不真面目で、人の話なんてろくに聞きやしないのに。 今日は何時に無く真剣で、俺の言葉ひとつひとつに耳を傾けてくる。 フラノールで、自分(つまりはゼロスのことだ)の過去を語ってくれた時みたいな寂しげな表情でも、救いの塔で向けてきた冷ややかで感情を失った仮面のような表情でも無い。 基(もとい)端正な顔立ちは、その真剣さによってヘラヘラとした3枚目では無く、これ以上にない精悍な雰囲気へと変貌していた。 緊張、しているのかもしれない。 真昼、俺に言ってくれた言葉…
―ロイドを、抱きたい…
ああ駄目だ…俺まですげー緊張しちゃったじゃんか。 「…ゼロ、ス?」 そっと様子を伺うように声を掛けると、ゼロスは異常なまでにビク、と肩を揺らした。 「あ、 ご…ごめん」 「へ…あぁ…大丈夫だ」 俺の上に覆いかぶさったゼロスの、紅い髪が豊かに揺れて。 その拍子に、俺の好きなにおいが…ゼロスのにおいがした。 うっとりとまどろんで笑みを零すと、ゼロスは漸く肩の力を抜いてにへらと笑う。 …ああ、やっぱり。 「そっちの方が、ゼロスらしいと思う」 「へぁ?」 間抜けた声に、ぷっと噴き出してしまう。 困った様子のゼロスを余所に、真横に流れるようにして垂れた紅を、一束手に取って口をつけた。 「いいにおいがする…ゼロスの髪だ」 滑らかで、まるでおんなの人みたいなゼロスの髪は、つやつやしているのにどこか癖がある。 のっぺりでも無く、ボサボサでもない。 そんな、上等な猫の毛みたいにふわっふわなこの毛が大好きだった。 「この色も」 「うわっ!っ何…」 がしっと目の前の顔を掴んで引き寄せると、まじまじと目の色を観察する。 緑掛かった透明な青色がどこまでも神秘的で、見れば見るほど惹き寄せられていく。 宝石みたいな瞳が、ぱちぱちと瞼の奥に隠れては現れる様子は、どこか、何も知らない小さな子ども みたいだと。 にっこりと、俺なりにせいいっぱいの笑顔を向ければ、返って来たのは曖昧な笑い。 ますますどうすればいいのかと困った色を深めるゼロスの唇にちゅっと自分の唇を重ねて合わせると、 最初はびっくりしていたゼロスも進んで唇を合わせて来た。 「ん…」 深く深く、どこまでも深く探るように絡み付いて。 水の音だけが、ただ静かな室内に木霊する。 「っんん…」 手を伸ばしてしがみつくように。 回した手で、ひたすらに頭を手繰り寄せてキスに酔っていく。 頭を抱くように、綺麗に整ったゼロスの髪をぐしゃぐしゃと掻き乱した。 「っは、ぁ…」 ようやく熱を分け合ったところで唇を離されれば、唾液の糸が光っていて。 目を細めたゼロスの舌が、丁寧に舐め取っていく。 にやり、と笑われて、何故だか顔が熱くなるのを感じてしまった… 「ロイド」 「ん…?」 「続き…していい?」 了解を得るために必死で見つめてくるゼロスは必死で、いいと言わなければ今にも泣き出しそうな… そう。どこまでも子どもみたいなやつだ。 「いいよ」 赤くなった顔を隠すため、ぎゅ、と抱き付いて目を閉じると、ゼロスも抱き返して来た後俺を引きはがして でこにキスしてきた。 「好き。好き。ロイドだけが好き」 「知ってる」 笑って答えると、ゼロスも優しく笑った。本当に、幸せそうに。 (やっと…本当に笑ってくれた) あの日の暗い影なんか、微塵も感じさせない。 幸せそうなゼロスにつられて、俺の心も温まる。 好きな人と笑い合えることが、こんなにも嬉しいだなんて… 「俺は馬鹿で背も高くなけりゃ、かっこよくもないけど…」 「何言ってんの。俺は、ロイドだから好きなんだよ」 顔が上がってでこピン一発。 当たり前のように返すゼロスにもいちど抱き付くと、ゼロスはあいしてる、と囁いて、やさしく抱き締めてくれた。
もうちょっと書けば良かったかなぁ・・・ こんなほのぼの(?)したゼロロイが一番理想かもしれない。
そして絵の追記をば!

どこかで見た構図とか言っちゃらめえええええええええ!!!!!
というわけでおめでとうございました!^^
|
|
 |
|